今度は「Killer Facebook Marketing」のセッションです。やはりソーシャルなものがどんどん話題に上がってきますね。
引き続き、SES London 2011のいくつかのセッションについてライブブロギングを行ってくれている「SEO Chicks | The SEO Blog with Attitude」から、気になった部分をピックアップしていきたいと思います。
Killer Facebook Marketing
実際の細かいニュアンスについては、先ほどのリンクから原文ご参照ください。
まず忘れてはいけないのは、Facebookはすでにリアルの世界でつながっていないターゲットに対しては、うまくマーケティングに使うことはできない、という大前提があること
First thing to remember is that FB is difficult to work with unless you’re already connected to something
Facebook、わりと友達承認は面識が無くても気軽にしてくれる人が多いのですが、実際にマーケティングチャネルとして使おうとすると、面識の無い人を見込み客にしていくのは大変です。
もちろん、不可能というわけではないですが、すでにつながっている人へのアプローチとは異なったアプローチが必要になります。
Facebookはすでにつながっているというのが前提ですので、そういう意味で「うまくマーケティングに使うことはできない」と言えるかと思います。
実際、知らない人にアプローチしていく場合は、間を取り持つような人を探すか、それかゆっくりOneToOneマーケティングをしていくのがいいのです。新たに関係性を作るところからですね。一般的なリアルな営業と同じです。まずはリレーションを作ること。
Facebook広告およびファンページという選択肢
ここでFacebook広告およびファンページという選択肢があります。
新たにリレーションを作る場として、ファンページでOneToOne風味で接していく事は効果的です。(「TripAdvisor」というアプリが何か参考事例になるらしいです)
ファンページおよび広告については
- かなりパワフルにターゲッティングをしてくれるが、飽きられるのも速い。そこはがんばって卓越した広告を出すしかない
- デザインとしてはFacebookのベースカラーを使わないこと。異なった色で彩度の高い色を使い、とにかく目立つこと
- ランディングページは相変わらず大事
- Facebookマーケティングはたくさんの時間とリソースを使うことを忘れずに
- E-mailでファンページの更新を告知したりと、今までのチャンネルからの送客、そしてチャンネルの統合を行った方が効率がいい
- ゴールと成功不成功の判断基準を決めること
などのアドバイスがあったようです。
どうしたらFacebookのアカウントが凍結されるか
また、Massimo氏は「どうしたらFacebookのアカウントが凍結されるか」について10項目を挙げています。
- 人間じゃ無いアカウントであったり、偽名のアカウントであること
- 企業や組織のアカウントなのに個人アカウントを使うこと(※イマイチよく分からず)
- 著作権的に問題のあるものをアップすること
- たくさんのRSSフィードを読み込んでウォールに流すこと
- ビジネスの宣伝をひたすら行うこと
- Facebook内のコンテンツのスクレイピングを行うこと
- 「不正」「態度が悪い」といった通報を他のユーザから受けること
- 嫌われていたり疎んじられれているグループにまず入ること
- たくさんのフレンドを一気に追加すること
- たくさんのグループに一気に参加すること
SEOと同じで不自然な振る舞いはBANされるんです。また、偽名などのFacebookのポリシーに反する部分、そして迷惑防止条例的な部分ですね。
終わりに
わりとざっくりした内容しかまだ記事には載っていないのですが、元記事にも随時コンテンツがまとめられていくようです。
Facebookは今までのどのマーケティングチャネルとも異なる媒体ですので、郷に入れば郷に従えの精神で、Facebook向きのやり方を早めに見つけられるかどうか、それが今後のソーシャルグラフ時代に適応していく鍵では無いでしょうか。
Discussion about this post