AOLのデータが流出した時代から、検索結果での順位とクリック率・得られるトラフィックの量については関心の的でした。いったい1位はどれだけのトラフィックを持っていけるのか?2位以下は1位とどれくらい違うのか?
それについて、アドネットワークを運営しているChitika社が調査結果を公開しています。
2013年3月21日から27日の間にアドネットワークのデータを通じて、計算した数値とのことです。
これを見るとやはり1位は強いなと思います。
1位は32.5%、2位は17.6%、3位は11.4%で、10位は2.4%
結果はこちら。元記事はこちらです。
The Value of Google Result Positioning | Chitika Online Advertising Network :
http://chitika.com/google-positioning-value
数値としては以下です。
- 32.5%
- 17.6%
- 11.4%
- 8.1%
- 6.1%
- 4.4%
- 3.5%
- 3.1%
- 2.6%
- 2.4%
- 1.0%
- 0.8%
- 0.7%
- 0.6%
- 0.4%
11位以下もでていますが、低いですね。一気に下がります。そしてやはり1位は強いです。そして5位くらいまでが大きく変わる所でそれ以降はそれほど変わりません。
昔は10位は9位より良いなんていうデータも有りました。しかし、今は順当に上から順番に誘導率は高いようです。
ページごとのクリック率の差
また、検索結果のページごとのクリック率の差も出しています。これは1ページ目がやはり圧倒的、かろうじて2ページ目にもクリック有り、3ページ目以降は誤差の範囲といった状況でした。
大概三ページ目に行く前に検索語を変えてしまうのではと思います。そういった関係もあって、以下の様なグラフになっています。
これらのデータは、不変のものではありません。他にもさまざまな会社から同じようなデータが出ていますが、わりとバラバラです。
例えばSlingShot社の調査だと、1位は18.2%、2位は10.05%、3位は7.22%です。
しかしここで大事なのは、その絶対的な数字ではなく「検索結果の1位と2位と3位、そしてそれ以降ではこんなに誘導率が違うんだなということ。
ユーザはたくさんのページを見て比較検討する時代になったと言いますが、やはり上位の方がたくさん見られることに変わりはないんですよね。
上位表示だけがSEOではありませんが、上位表示もやはりとても大事ですね。
photo by jonycunha
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