Web上でのマーケの仕事をやっていると、その少なからずなところがSEO(検索エンジン対策)に費やされるます。
でもこれが曲者で、自社にせよ顧客のものにせよ、このSEOというのは先が見えず、なかなか精神的にやっかいな代物ですよね。
検索エンジンはころころ挙動が変わるし、情報は玉石混交のきわみですし、パーソナライズの波もあるし、最近ではY!とMSの件もあります。
毎日検索順位やらキーワードごとのアクセス者の動向のレポートに目を通して、うーんうーんと頭を抱えたりする日々です(自分が、ですが)
で、それとつながっていると思ったのが、Sphinn Japan Blog で上がっていたエントリーです。
▼検索キーワードを意識したコンテンツはヘタレブロガーにも有効
http://blog.sphinn.jp/2083.html
この記事では、個人ブログの話をしていますがこれは企業サイトにとっても言えることかと感じました。
SEOというか検索エンジンのミッションが何か、とを考えると、「ユーザの検索キーワードに対して適切なコンテンツを提示してあげる」というところに尽きるんじゃないかと思います。
なら、それを満たせれば自然と上位に表示される。細かいことはさておき。
そうしていれば、将来検索エンジンが細かく仕様を変えたとしても、彼らのミッションがぶれない限り、検索順位が落ちることはそうそう無いのでは。
長い目で見て、具体的に必要なこと
そう考えると、自社ないし顧客がリーチしたいと思っている顧客層に対して、彼らが求めるコンテンツをきっちり作ってあげるということをしていくことが、中長期的に見れば必要になります。
リンクを集めたり内的要因のチューニングしたりすることも、短期的にはとても重要なSEO施策なのですが、ブランディングも含めて長く集客しようとするならなおさら。キャンペーンとかは違う(というかそういうのはリスティング広告としてやるべきかな)
サイト全体というくくりで言えば、Web上でのある企業の事業ドメインが何なのかということを、きちんと検索エンジンに伝えられるような作りにする。コンテンツを増やしていく。
つまり「ワンサイト、ワンテーマ」につきるかと。
いまもし、特に自社サイトで内部要因のチューニングや外部からのリンクの獲得にほとんどのリソースをつぎ込んでいる担当の方がいましたら、そのうちの10%でもいいので、長期的なスパンで見たコンテンツに力を使ってほしいと思います。
実例?
現にうちの会社のサイトでも、3年前やら4年前の記事に普通にアクセスがきて、そこからサービス申し込みにつながります。
コンテンツはストック型です。フロー型ではなく。
「昔の自分が今の自分を助けてくれる」
これに尽きるんじゃないかと思います。
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