かねがね思いますが、車って言うのはハイテクの塊なわけです。
特に最近の車は凄いですよね。
HONDAの、オートクルーズシステム”IHCC”とか、車線維持システム”HiDS”のような駆動系周りのものももちろん、カーナビに始まるようなインフォメーション系も急速発展中です。
車の雑誌などで、内装引っ剥がした写真を見たりすると、その電装系の配線の凄まじさに驚いた記憶があります(‘A`)
それだけ技術の粋が詰まってるのが現代の車だったりします。
そう思うと、車ってWebtechに親和性が高いと言えます。
有線は相性が悪そうですが、無線LANやモバイルが一般的に広まってきた今なら、そこもOKでしょう。 TOYOTAのG-Bookあたりが一番有名でしょうか。
こいつはどうやって通信しているかというと、DCMと言う独自の通信機能を使っています。
DCMはData Communication Moduleの略で、KDDIのCDMA1.xの通信網を使っているとのこと。
#参照:One To One Business/トヨタ、車載端末向け情報サービス「G-BOOK」を今秋から開始
しかしこれはTOYOTAしか使えない。
かといってノートパソコンと携帯でやっても通信速度も費用も結構かかりますし、何より最近は運転中の運転以外の操作には風当たりが強く、メーカーもコンテンツや製品を作りづらかったりしてます。
誰か助手席で操作してくれればいいんでしょうけど、車って大体一人で乗ることが大半でしょう。
週末くらいですし。
助手席が埋まるのは。
そういった運転行為とネット操作の不和で、車とネットのつながり自体が切れてしまうのは勿体無いと思います。
そんなところに、一つのアイデアが。
チェーンパーキングのTimesで、無線LANが提供されるらしいです。
チェーンの駐車場「パーク24」が、駐車場で無線LANのサービスを始めるそうです。
#パーク24、時間貸駐車場で公衆無線LANが使える“モバイルタイムズ”の提供を開始(ascii24.com)
パーク24と言うと耳慣れませんが、用は”Times”です。
そこら中に増殖中の黄色いマークの駐車場です。
ここで、無線LANへの接続サービスが提供されるそうです。
現在はタイムズ新宿南口等3箇所ですが、いずれ拡大予定とのこと。
サービスプロバイダとしてはYahoo! BB モバイルが提供元です。
自分はこのニュースを読んで、車ごとモジュラージャックに接続されるイメージを思い浮かべました。
一昔前、ISDN公衆電話にモジュラージャックを突っ込んでいたように。
考えてみると、車を介してのWebへの接続地点として、駐車場ほど向いている場所はないのでは。
誰もが知ってるし使っている施設。
どこにでもある。
課金方法、支払方法も駐車場の既存のものを使えばOK。
何より運転中じゃないので、何をしても危険を呼ぶことは無い。
駐車場はトラフィックの集まる場所として、もっと注目されてしかるべきなのかもしれません。
【関連リンク】 Park24 [プレスリリース]「時間貸駐車場「タイムズ」に公衆無線LANサービス 「Yahoo! BBモバイル」を導入」
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