メールは、一時はスパムメールの嵐によって「相手に届きづらい」ものになってしまっていました。
しかし、随分状況は変わっています。活用すべきチャネルとして十分成立します。
今回はその上で「メールの活用を」改善するための5つの視点についてです。
内容は前後編となります。後編は明日公開です。
今回は、その前提としての「なぜ成立するようになったのか」「脱却すべき観念」などについてまず書いていきます。まずはこの内容をおさえて頂ければ幸いです。
目次
成立するようになった背景
なぜメールマーケティングを行うべきか…もう一度本腰をいれるべきか。
それは環境が変わってきたからです。一時にメールスパム天国(地獄とも言う)から大きく変わっています。
具体的には
- 大幅にメールボックスが「見やすく」なった。
Gmailをはじめとするメールサービスが、スパム検知技術を改善してきたことにより、 - 買い手側も「信頼出来る人・会社」の情報ならウェルカム
ネット上にさまざまな情報があふれてしまっている現在、買い手側も「信頼出来る人・会社」を探したい。「そこからの情報を信じたい」というマインドが大きくなっている - コミュニケーション手段が多様化
コミュニケーションの中心がメールからSNSやLINEなどのメッセンジャー、あるいはビジネスチャットツール(Chatworkなど)にシフトしてきている - 結果的に種々のイライラが減っている
結果として、メールが「連絡用とセールスなどその他とごちゃごちゃになってよくわからない」というイライラが結果的に減っているのでは(感覚値)
からです。もちろんとは言え不完全な部分はたくさんありますが、傾向として、です。
まず、「メールマガジンはスパムと思われるからやめよう」という観念からは脱却すべき
そんな背景もあり、メールマガジン自体は、ゆっくりとパフォーマンスを回復してきているなというのが、私の感触です。
もちろん、スパムやスパム的なものもまだまだあるのですが…。
実際にコンサルを行っていると、自分自身がスパムメールで苦しんだ方は特に「メールマガジンをマーケティングにつかうなんてとんでもない、スパムと思われて意味もないしマイナスだ」と思っている方が、まだまだ多いな、と感じるんですね。
ただ、それは、前述のように、随分と改善の方向に進んでいます。
一度、Gmailで新しいメールアカウントを取って使ってみて下さい。以前よりずっと、楽に感じると、思います。
では、セールスフローの中で活用していくには
その上でメールマガジンをどこで使うか。メールレターでもメールマガジンでもなんでもいいのですが、どう使うのかを、ぜひ改めて考えてみて下さい。
2011年に書いた記事ですが、基本はまず「E-mailから集客するためにまず押さえたい”5つ”のコツ」を押さえていただくと効率よいかと思います。
見出しだけピックアップすると
- 30秒以内で把握できるようにする
- 起こしてもらいたいアクションはできるだけ絞る
- 件名、本文の見出しをできるだけ自然な形にする
- E-mailはちゃんとE-mailだと分かるようにする
- E-mailとその先のランディングページは見た目も内容も別にする
です。(▶同記事)こちらをぜひご覧ください。
その上で、改善です。
改善する前に押さえておきたい「5つの視点」
世の中にはメールマーケティングに関して、改善ノウハウがたくさんありますよね。
配信時間は何時が良くて、文章の作り方はPREP法…一行の文字数は…パーソナリゼーション…
それらのTIPSが効果的に動くのは事実です。
ただ、それ以外にも考えるべきことがあります。
マーケティングは「人間対人間のコミュニケーション」
です。
その視点で以下の5ポイントを押さえることをお勧めします。
それぞれの内容については、長くなりますので明日の後編記事で書いていきたいと思います。
【後編】メルマガ配信の効果改善をするなら、まず持っておきたい「改善の5つの視点」 – WEB戦略ラウンドナップ :
https://www.roundup-strategy.jp/mt/archives/2013/09/mail-marketing-5perspective-part2/(2013年9月25日7時配信)
まずは、ここまでの流れと、この項目を押さえて頂ければ幸いです。
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