WebmastersWorldで、真偽のほどは分かりませんが「Live updating」という、Googleの新しいSERPの動画が紹介されていました。こちらです
New Google Test – Updating the SERP Live While You Type :
http://www.webmasterworld.com/google/4190256.htm
これが本当だとすると、このユーザーエクスペリエンスを積み重ねると、Googleを使うユーザーの検索エンジンの使い方が、徐々に変わってくるのではないかと思います。
具体的には…
今までよりいろいろなキーワードを入れてみる様になると思います。
そして、 above the fold(ファーストビュー)の範囲に、自分の欲しい情報がぱっと出てくるかどうかを、かなり重要視するようになると思うんですね。そこに出るまで色々なキーワードを試してみるという。
そうすると、今と違い少なくとも
- 複合キーワードの検索件数が増える
- ニッチであっても、複合キーワードで、トップページではなく、よりニーズにあった情報が載っている、個別のページを上位表示させる必要がある
- 2ページ目以降のインプレッションが減る
- とりあえずページの中身を見せて、ニーズ喚起をしていく、ニーズを作り出していくという方法がやりづらくなり、スニペットの範囲内でそれを行わざるを得なくなる。
最後のものについては、今までは色々検索するのが手間だったため、とりあえずビッグキーワード系で検索して、中身を読んで、購買意欲をそそるというやり方が通じづらくなると思います
なぜなら、スニペットを見てとりあえずクリックということが減ると思うからです。
自分の知りたいことがダイレクトに知りたいスニペットが出るまでいろんなキーワードを入れては消し、入れては消ししていくようになるのではと
なので、マーケティング的には、見込み客とのファーストタッチがトップページ以外になる率が増えていくことが予想されるので、個別ページからトップページへの還流の仕組みを強化する必要があるかと思います
Googleが個別ページへの誘導の傾向が強いことを考えると、このLiveUpdateという仕組みは、少なくともGoogleの方針とはずれていないように見えます
本当にユーザの頭の中ドリブンを突き詰めるなら、これはとてもいい機能です。
ただ、こちらからの提案といった意味での余地が減ってしまうのは辛いところではあると思うんですね。上からの言い方になりますが、こちらから「こういういいものがあるよ、と提案した方がいいことも、たくさんあると思うので。
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