ランディングページ最適化、Landing Page Optimization(LPO)は、とても重要な改善手段の1つです。
ホームページを改善する際には「頭」と「お腹」と「お尻」を押さえるところから始めると、効率がいいですね。
それぞれ
- 頭 :ランディングページ
- お腹:コンテンツ
- お尻:コンバージョンページ
です。
加えるなら、頭の前に、検索結果のスニペットであったり、コンバージョンページの前にCallToAction(≒反応装置、レスポンスデバイス)も重要です。
ただ、まずはこの3点、これがインパクトが大きい部分です。
その中で頭に当たるランディングページの最適化。
大前提として(勝手な前提ではありますが)ランディングページは大きく2種類あります。
それは
- リスティング広告のリンク先などにするための、縦に長いセールスレター的なページ。
そのページで何らかのアクションを起こしてもらうための、作りこまれたページ - それ以外の、結果的にランディングページになってしまっているページ(言葉の定義としてのランディングページ)
後者についてはGoogleが下層ページを検索結果の上位に出すようになってから随分増えていると思います。
今回は「作りこんだランディングページ」について
そして今回は、前者についてです。後者については、また別の考え方があります。
前者の「作りこんだランディングページ」について、
- 多くのケースで共通して使える
- 分かりやすい
ものを今回ご紹介します。
「ランディングページを改善したいけれども、どこから手をつけていいかわからない」という方は、今回ご紹介する16のステップについて、できているかどうかをチェックしてみてはいかがでしょうか。
元記事は以下のインフォグラフィックです。
▼Landing page optimization for conversions (infographic) | Growth Giant
http://www.growthgiant.com/blog/landing-page-optimization-for-conversions/
16のステップ
以下の16ステップです。
- 訪問者(Visitor)はどんな人なのか、意識できているか?
- 申し込むと、どんないいことがあるのか、分かりやすく明らかに伝えられているか?
- 筋が通っていて、しかも説得力のある内容になっているか?
- 一貫性のあるメッセージを発信し続けられているか?
- CallToAction(反応装置)は分かりやすいか?
- 文字と画像のバランスは適当か?
- 使いやすい、頭にスッと入ってくるレイアウトになっているか?
- 感情を刺激するようなトリガーを仕込んでいるか?
- 注意をそらすようなものは極力排除しているか?
- 与える情報が多すぎやしないか?
- 信頼を獲得しようとしているか?
- 相手のプライバシーを尊重しているか?
- 他の人からの推薦の声や称賛の声などを載せているか?
- シンプルに…シンプルに…
- 全ての構成要素について(よりよいものを求めて)テストしているか?
- 読み込み時間は極力短くしているか?
基本的なステップではありますが、それぞれはかなり重い内容です。
また、ゴールがあるものというよりも、走っていくべき方向だけがありゴールが無いものも多いです。
例えば「◯◯は適当か?」など、適当な値がどれくらいという答えはありません。
それぞれのステップの詳細
それぞれのステップの詳細については、元記事にはサラサラっと書いてあるだけなので、個別に記事にします。なぜなら、ボリュームが多くなりそうだからです。
リスティング広告のリンク先になるような「作りこんだランディングページ」は、オンライン上で行うセールスのノウハウを「詰め込んで」いくことが成果のためには必要。
そのため、どうしても作るのが難しく、ノウハウも複雑になりがちです。
しかし、ポイントポイントをおさえて作っていくことで、ある程度安定したものを作ることはできます。
そこで、次回以降で、先ほどの16のステップをベースに、
- 最低限押さえておきたいことを
- 簡潔に、
- 具体的にどうするかというやり方も
書いてきたいと思います。
検索エンジン経由あるいはPPC経由での反応を上げたいという方は、よろしければ明日以降の記事を御覧ください。
全2〜3日位くらいになるかなと思います。
また、同じような観点の記事を過去にも書いておりますので、こちらも興味のある方は御覧ください(^_^
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photo by Martina Rathgens
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