Googleを初めとして大手の検索エンジンは、イメージ検索(画像検索)機能を持っています。
このイメージ検索は、ウェブ検索はさておき、ニュース検索や動画検索、ブログ検索などとは異なり、ビジネス的にはあまり役に立たないと言われ注目度は低いのが現状です。
実際、ユーザを観察してみると、画像検索をする人のニーズとしては
- とりあえずどんな物なのか見てみたい(名前は聞いたことがあるけど、どんなものだっけ…)
- 写真そのものが見たい(芸能人、風景…などなど)
- 壁紙やアイコンなど、画像そのものをまず判断基準とする
といったものが多いようです。
実際、GoogleのInsights for Searchで検索してみても、人名そのものが多く、それか「画像が欲しい!」というニーズが多いようです。
ちょっと卑猥な言葉も微妙に入っていて申し訳ないのですが動画です。
これは、日本国内でのGoogleの画像検索のトップですが、人名など先ほどの例にあるようなものがほとんどです(imagenesは結構色々な場所で出るのですがなんでしょうこれ)。
従いまして、あまりビジネスに役立たせづらい、有効な戦略が見えないと言うことでプライオリティの低い分野でした。
しかし最近はインフォグラフィックの盛り上がりや、コモディティ商品での集客チャンネルとしての使い方、あるいはアイドル系サイトの集客手段として画像検索での上位表示(SEO)が徐々に広がってきています。
インフォグラフィックについては、以下もよろしければご覧下さい。成り立ちなども載せています。
▼インフォグラフィック作成で”失敗しない”ための3つのコツ:
国内・海外情報から見える『企業のWEB活用法』:ITmedia オルタナティブ・ブログ
そこで、画像検索でのSEOについて、記事をご紹介します。
画像検索SEOの基本
SEOmozにて、Danny Dover氏による画像検索SEOの基礎と題する記事が上がっていましたのでご紹介です。
▼SEOmoz | Image SEO Basics – Whiteboard Friday
ここで基本としてあげられているのは
- ALT属性をきちんとつけると、検索エンジンに対して、その文章中のキーワードに関係しているのではと言うシグナルとなる。140文字以内が良いと思う(思ったより長いですね)
- ファイル名にもキーワードを入れる。コレも同様にシグナルになる。
- 画像周辺のテキストにもキーワードを入れる。HTML上の話、見た目ではない。
- 通常のHTMLファイルと同様に、画像へのリンクがあればそのリンクにキーワードを入れる
- OCRで文字を読み取っている(かもしれない)
- 色を16進数で拾って、それを参考にしている(実際色で検索すると実感する)ので、狙っているキーワードで出る色合いをまねる
- ファイルのサイズと大きさ(デフォルトが「中」なら、それに入るようなサイズが好ましいですよね)
- そのページにある他の画像
まだまだそのアルゴリズムへのトライもあまりされていない状態なので、おおざっぱなポイントではありますが、通販サイトや素材販売サイトの方、芸能人の画像を集客ツールにしている系の方は、もし実践されていない物があったらやってみてはいかがでしょうか。
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