コンテンツをたくさんシェアしてもらう、言い換えれば、受け入れてもらうために大切なものはなんでしょうか。
良いコンテンツを書いていれば、自然とシェアされるでしょうか。たくさんツイートしていればシェアされるでしょうか。
そう一筋縄では行きませんよね。
SNSは人間体人間の世界、そこで大切なのはやはり「人間関係」です。
そこで今回は、その「人間関係」に焦点を当てた記事をご紹介します。
いったいどんな考え方で情報発信をしていけばみんなが嬉しい(=シェアしてくれる)のでしょうか。
人間関係をテクニカルに捉えるわけではない
人間関係の構築をテクニカルに捉えることに抵抗がある方も、いるかもしれません。
私もそうです。
なので、今回もテクニカルな話をするわけではありません。
最も大切なのは相手の気持を組んで、相手にとってうれしいことがあるようにしていくこと。誰かを自分の成功への踏み台だとしか思っていないような人には、誰もついて来ませんよね。
それを踏まえた上で、どのように考えることが重要かというTIPSのご紹介です。
元記事はこちら。
▼Influencer Marketing – What it is, and Why YOU Need to be Doing it
人間関係を築くときの基本的なTips
元記事では幾つかの項目をピックアップして、「Major Element」として紹介しています。
人間関係を築くという観点では、もしかしたら当たり前のことも多いかもしれませんが、改めて意識しておくことは大切ですね。
- 交流を深める時は、新しい友だちを作るような気持ちで行う。
それが商売につながっていくのなら、最初はとにかく「相手に与えらえる価値は何か?」を考えよう。
そして、「私はあなたに価値を与えられるんです」ということを伝えるために時間を費やしてはいけない。そうではなくただ「価値を伝えることに集中する」 - 相手から得られたものは、自分のフォロワーなどにできるだけアウトプットすること。たとえそれが自分より”小さい” 相手であったとしても。
- 積極的に他の人も助けよう。1人の人間だけを助けているのは不自然に見える。
他の人を助け、その人達から得られたものがあればアウトプットする。そのサイクルが重要。 - 基本的には「パーソナルな」距離感を作る方がいい。例えばセミナーを聞きに行った時には、最前列に座って、終わった後に真っ先に話しかけに行くような。(下の図を参照下さい)
- 優先順位をつける。
- ソーシャルメディアだけを通じて、他の人と良好な関係を築くには限界がある。対面で会うことに勝ることはない。
リレーションシップを構築するピラミッドとして、筆者は以下の図を作っています。
上に行けば行くほど価値があると。LinkedInに関しては日本ではあまりまだ気にしなくていいかと思います。FacebookがTwitterより下にあるのは、うーん、なんなんでしょう。
シェアしてもらうには何が必要か?
インフルエンサーにしても誰にしても、他人にシェアしてもらうには、5つの要素が重要だと筆者は述べています。
その点について、元記事をそのまま訳してご紹介します。
- 関連性 – 関連性がない場合、いくら良いコンテンツでも共有されることはまずない!
- 独自性 – Seth Godinは注目されるようなものを作れと言う。もしあなたが作ったコンテンツが大したものでなければ、誰も気に留めることなく共有もしないだろう
- 質の高いコンテンツ – これは言うまでもない。つまらないコンテンツは結果もそれなりであり、人間関係を築いたところでまったくそれは変わらない。
- 投稿者の信頼 – ここでリレーションシップが問題になってくる。あなたが素晴らしいコンテンツを作ることができたとしても、あなたへの信頼度が低ければ、コンテンツがシェアされる割合はとても低いだろう。
- 言及元の信頼 – オーソリティのある人間から知らされたことなら、人々は受け入れやすいだろう
- 認知度 – 見つけられなければ、共有されることはそもそもない。例えそれが優れたブログであったとしても、たった一度ツイートしただけならば、せいぜいあなたのフォロワーの数パーセント程度が見つければいいほうだ。ツイートは5分後には古くなってしまう。ツイッター中毒者でさえ、それなりに見逃すのだ。
これらを考えることが、シェアされる上で大切とのことです。
コミニュケーションのきっかけづくりは昔より楽
ソーシャルメディアの発達と、個人メディア(ブログやホームページが簡単に誰でも作れるようになった)の発達で、コミニュケーションは非常にやりやすくなっています。
全く会うはずのない人にも、ブログとSNSを通じて意思疎通をはかることができるんです。
そしてその中で最も大切なのはやはり「優良なコンテンツを作ること」と元記事の筆者は述べています。
その時に考え方としては
「与えて、与えて、与えて、与えて、いつも誰かを助け続ける。きっとそれにみんな気づいてくれると信じて」
「誰かに価値のあるものを共有していく」
これが、もっと進んでいけば全体としてすごい世界になるかもしれませんね。
そこに進めためにまず、今回ご紹介した6+6のTIPSを活用して情報発信をしてみてはいかがでしょうか。
Photo by by courosa
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