少し前、9月に出された米国GoogleのWebMasterToolヘルプページに、「 Author information in search results」と題したページが載りました。
検索結果に「誰が書いたのか」を出していく方針になる可能性を示しているヘルプページです。
今年8月のSES(SearchEngineStrategies)のあるセッションでその存在が噂された、Googleの“AuthorRank”の存在に通じてるものがあり、興味深いです。
Googleが”AuthorRank”というものを考えていて、今までのページやサイト単位の評価に加えて、そのコンテンツを作った人そのものにも評価をしようとしているという噂です。
それと一貫性がとれている話だなと思います。
AuthorRankについては、以前にSESのセッション内容紹介記事の中で書きましたのでよろしければ御覧ください。
▼ネットマーケティングの祭典”SES”を少しでも日本から体感してみる|WEB戦略戦術ブログ
どのような表示結果になるか?
ヘルプ記事によるとこんな感じのようです。
結構目立ちますね。基本的にはGoogleプロファイルと結びつけることになるようで、Google+との関連性も強そうです。
これは、個人ブロガーやブランディング、またはニュース・メディアの質のアップに繋がりそうですね。会社としてというのではなく、書いている個人につなげて欲しいというのがGoogleの思想ではないかと思います。
※Googleプロファイルなので、原則個人しかとれないはず。
どうやって出すのか?
該当ヘルプページ「 Author information in search results」では、2つの方法があると書かれています。
そのサイトの持ち主が、そのGoogleプロフィールの人物だと結びつければいいわけです。
- Googleプロフィールに記載したメールアドレスと名前をサイトにも載せる。その際、メールアドレスも名前も一般公開される形にGoogleプロファイル側でもしておくこと。
- Googleプロファイルへのリンクをサイトに貼る(オススメはGoogle純正のプロファイルボタン)
もしくは、サイトからGoogleプロファイルページにリンクを貼る。その際必ず「?rel=author」というパラメータをつける。
もしくは、GoogleプロファイルにサイトURLを記載する
どれもそんなに大変ではないと思うので、いっそ全部やってしまってもいいんじゃないかと思います。
個人のブランディングには最適ですね。
企業の場合はコンテンツ発信担当者を一人作って、その人名義で全て行うのがいいのです。
コンテンツの量と質も十分ランキングに影響してくると思いますので、社内であまり分散させすぎるのもどうかと思います。
来るべき「発信物」だけではなく「発信者」の時代に向けて、先取りして対処していくことをお勧めしたいです。
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