
前回、AdventCalendarの記事「【図あり】Webコンサルタントとして結果を出すために大事にしている4つのポイント」を書いて、後は年末は振り返り記事を書いて終わろうかと思ったのですが、予想外のタイミングで面白いChrome拡張機能が出てきたので、軽くレビューもしてみたいと思います。
で、レビューだけではあれなので、今年便利なので使い続けた、手元に居座った拡張機能も紹介していきます。
アプリやサービスについては「【まとめ】2013年使い続けた、Webコンサルタントに便利なサービス・ツール20選+α」をご覧下さい。
※SEO系が多いですが、私はSEOWebコンサルタントではないです(恐れ多い)
WEB戦略全体のコンサルをしてます。でも自然検索は重要なので多くなります。
それにそれ以外の分野ってあんまりツール使わない…
目次
私の手元に今年居座ったChrome拡張機能
ちなみにこれがうちのChromeのバーです。
入れ過ぎるとメモリを食うので程々に入れています。でもMacBookAir11インチだとURL欄が結構狭くなります…。
ちなみに左から
- Table Capture(ページ内のテーブルをExcelに貼り付けられるようにコピーできる)
- RSS Subscription Extension(RSSをFeedlyその他にカンタン登録)
- Easy Auto Refresh(要はオートリロード。リアルタイム解析みたいにどんどんメモリ食べていく時にたまにリフレッシュっさせる、など)
- SEO site Tool(OSEやMajesticSEOなどの海外系のスコアや、TBPR、サイト内のHTMLエレメントなどを出す。今までこれがメインだったけれど、スコア系以外は今回のAdMartixでいいかなと思う)
- Resize Window ※配布中止?(最近EcoLinksでちょっと巷を賑わせましたが…、ウィンドウサイズを指定の値に。AboveTheFoldの判断や、私の場合はコンサル時の動画撮影をHDサイズにぴったり合わせるために使用)
- Download(ダウンロード一覧がすぐに出せる、忘れっぽい人には結構便利)
- SEO SERP(その場で順位チェック)
- Google WebSpam Report(自己満足ですが…気持ちの問題で)
- AweSome ScreenShot(サイト全部スクロールキャプチャ、コンサル時、お客さんのサイトツッコミ元の画像取得に便利)
- HTTP Headers(HTTP Headerを確認。いろいろ便利、ソフト404とか)
- Buffer(基本SNSはここから)Twiedroidとリンク。
- 1PasswordとJSOff
こんなのを使ってます。基本は作業短縮系が多いです。コンサルで使うものばかりです。
ボタンとして出していないものはPocket連動やOGPチェッカーなど。
後は
- YouTubeで「Auto Replay for YouTube」を使って、自分のオンラインセミナーを流して、ダメ出しをしたり(何でも繰り返し真っ白な頭で聞かないと、分からない)
- Googleサービス系のエンハンスとして「G-calize」でGoogleカレンダーに色を付けたり、Googleドライブに直保存する拡張機能を使用(名前がその場で付けられたらもっといいのですが…)
- 英単語は英辞郎 on the web(PRO契約しています)
滑りこんできたSEO系プラグイン「AdMatrix Analytics」
で、今回クリスマスにフルスピードさんが発表して、試しに使ってみたら便利だった、それゆえに足したのがさっきの画像で言う右上の赤が込みの「A」です。
これが「AdMatrix Analytics」です。
インストールすると、開発者ツールのように下から出てきます。
結構スペースを食うので、開発者ツールみたいに別ウィンドウに分割できるといいのですが…(そういうのは拡張機能ではできないのかな)
結構便利だなと思ったので、 Chromeで使っている拡張機能紹介と一緒に、簡単にレポートしてみます。WEBページの内部構造を把握するためには、とてもいいのではないかなと、見える化させるためにはいいのではないかと思います。
Ahrefsユーザなら更に便利
私が使ってるツールは以前「【決定版】SEOmoz(OSE)&Ahrefs&MajesticSEO…SEO調査ツール大比較 – WEB戦略ラウンドナップ」を記事にしたようにAhrefs。
このツールはフルスピードさんが出していて、Ahrefsも日本版はフルスピードさん。ということでさっとAhredsに繋がります。Ahrefsユーザとしてはこれは使ってみた方がいいなと思う次第です。フルスピードさんもその辺を狙っていると思うのですが、便利なら気にしない。
Admatrix Analyticsができること
いわゆるオールインワン系です。今SEOならこれが欲しいだろうというものが詰まってます。
内部で何かCookieを履いている感じではなかったですが、トラッキングなどを気にする方はそちら方面の記事を待って頂いた方がいいです(あまり私は気にしない方なので)
サマリー
タブと機能としてはこんな感じです。
- サマリー:全体の重要部分抜粋
- テキスト量/出現率:ページ全体の文字数や、キーワードとして登録したワードの出現率(なんか、懐かしいKWD出現率)
- Title、Metaタグ:要はそこを抜きだしたもの
- Hタグ:H1などの見出しタグのみの抜き出し。
- 外部へリンク:そのページからの発リンク数が出ます。
- 被リンク:そのページ(ページ単位です)へのバックリンクがでます(元ネタはAhrefsから)
- 各種タグ:(DSPや解析タグ、アフィリエイトタグなど)
- 表示速度:表示速度が出ますがネタ元は謎(拡張機能が読み込まれるまで?)
うちのモニタで縦に限界まで伸ばしたのが以下です。
縦が長く簡単には見きれませんが、グルーピングがうまくされているので、見やすいです。
スクロールできることに気づかない方は、下にスクロールするといろいろ見えます。(※ただスクロールが速い?のかうまく思った所で止まってくれない印象)
特徴的なのは、それぞれについて簡単なコメントがつけられている点かなと思います。
ちょっとまだ、コメントの内容をじっくり見てはいません。なので、その内容についてはなんともまだ言えません。この辺はまた使いながら気づいたらSNSでつぶやいたりしようかと思う次第です。
ただこういったコメントは基本は何らかの指標に基づいて画一的に判断するだけなので、問題点は自分で調査し直すというのは、WEBに関わるなら必要かと思います。
しかし、こういうオールインワンチェックツールって、海外製のばっかりだったので、日本でこういうのができたっていうのが、何か嬉しいなと。そんな思いです。
2バイト文字もちゃんと扱えますし(当たり前のようですが海外製のツールは、便利なんだけど2バイト文字ダメなの!っていうのは、結構あります)
使いながら、気になったこと
- サイトマッピング機能をONにするとリロードしないとOFFにできない
- Ahrefsで詳細調査が出てるようになっていますが、ただ、飛び先がAhrefsのダッシュボードになってるので、これはLinledDomains(発リンクドメイン分析)などの方がいいのかなと。
- Ahrefsに飛んだら拡張機能が自動的にオフにならないとちょっと邪魔だなと。
- これは私の都合ですが英語版ユーザは英語版に飛ばせたら嬉しいです…
各種タグについては、本当にチェックしまくりたい人は「Ghostery」などの特化拡張機能を使うほうがいいです。
右図のように、計測からSNSから広告から何から全部出てきます。
4年前くらい(2009年12月)にも記事を書いています「どんな解析サービスが入っているか分かるFireFoxのアドオン「Ghostery」が便利 – WEB戦略ラウンドナップ 」
この頃からさらにパワーアップしてますね。実は今久々に入れました。なので、ツールバーのボタンがまた一つ増えました。
…
フルスピードさんとしてはAhrefsに繋げたいなどの意図があるのだとは思いますが、それはそれとして、使いやすく見やすい拡張機能だなと思います。
自分のサイトもそうですが、競合サイトがどんなことしてるのかな、など見るのに便利かもしれません。
バックのAhrefsのデータは個人的にはすごく使いやすいデータだなと思っているので、それも含めて、しばらく活用していきたいなと思います。
→プロ仕様のSEO無料解析ツール │ AdMatrix Analytics
http://www.admatrix-analytics.com/
あまり多機能化すると逆に使いづらくなりそうなので、内部要因系に絞って使いやすくなっていくといいなと思います。
と、ひさびさのツール紹介でした。
では、良いクリスマスを!
photo by cactusbeetroot
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